喜び
『 答えは、すでに自分の内にある 』
半生を過ぎて、思うことの一つ。
深く、自分の内を深く探る。
最もシンプルで、最も美しい在り方を、探る。
不安で退廃しつつある世界でも、
生きる喜びは、ここに在る。
『 答えは、すでに自分の内にある 』
半生を過ぎて、思うことの一つ。
深く、自分の内を深く探る。
最もシンプルで、最も美しい在り方を、探る。
不安で退廃しつつある世界でも、
生きる喜びは、ここに在る。
秘境と呼ぶには有名な場所。
霧島の「高千穂峰」をご紹介。
秘境度:★★☆☆☆
難易度:★★★★☆
坂本龍馬が新婚旅行で訪れた場所として、知名度を上げた場所ですね。
元の祭壇が会った場所は、今はただの広場になっていますが、何か神々しさを感じます。
最初は森の小道を歩きます。
この辺はのんびりムード漂ってます。
が、溶岩の砂利道にさしかかると、足元が滑ってなかなか登れません。
しかもかなりの傾斜です。
道らしき道もなく、この辺から登ると良いよってな感じの矢印が、大きめの岩に記してあるだけ。
渾身の気合いでひと丘登ると、火山の火口に出ます。
吸い込まれそうな火口を眺めつつ進んでいくと、また坂道があります。
ほとんど溶岩に囲まれ、植物もないのですが、一部緑が見られ、そこにな何か生き物もいます。
鹿か?
気が遠くなるような登山のあと、不思議なものが突き刺さっています。
これがかの「天の逆鉾」。
龍馬が引っこ抜いたという逸話もあります。
ここは神が降り立った場所ということですが、辺りは溶岩と硫黄臭にまみれ、
僕には死の場所、神に見放された場所って感じがしました。
飛んでいる生き物と言えば、蠅ばかりでしたし。
名も似た、神が降り立った場所「高千穂」とは真逆な印象です。
久々の秘境シリーズです。
今回の場所は
■深き緑の「南無十六大阿羅漢」
秘境度:★★★★★
難易度:★★★★☆
背振山のふもと、石釜の辺りにある秘境中の秘境。
まず、入り口を見つけることすら難しい。
入口の看板を運良く見つけると、そこには参道の文字が書いてある。
この参道と呼ばれる道を20分程歩くわけだが、参道というより獣道のような荒い道筋だ。
少し行くと竹林にであう。風情漂う様相だが、すでに何とも言えない気を感じる。
更に行くと、小川の上にゴツゴツとした岩が見えてくる。
この上を登っていく。もはや道ではない。
周りは森、人気は全くと言って、ない。
数回、ここに訪れたが、人に会ったことは一度も無い。
人以外のモノにも会ったことは無い。
無かったと思いたい。。
とにかく登って、昇って、登りまくると屏風の様な岩が見えてくる。
ここが目的地だ。
ちなみに写真は明るく補正されているが、道中も、ここも、昼間でも常に薄暗い。
日が射すのは、最初の竹林くらいまでだ。
屏風岩の所までよじ登ると梵字のようなものや、阿羅漢像がほってある。
どうやら16体の像と、南無十六大阿羅漢の文字が彫ってあるようだ。
ここはまあ、修験道者の修行の場だったのだろう。
屏風岩の高台から下を見下ろした所。
岩から清水が流れている。
僕はここがとても怖いと、いつも感じてしまう。
その怖さとは、恐怖というより、畏怖だ。
大自然に対する、僕自身の小ささ故の畏怖。
大いなる力の前では、僕は非力であり、無力であり、無意味だ。
たまたま生かされているに過ぎない、とさえ感じてしまう。
ここへ来ると、目眩に似た偏頭痛を感じる。
呼吸も浅く、荒くなってくる。
それは、下山すると不思議と落ち着くのだ。
大自然をぎゅっと凝縮したような、濃密な場所がここだ。
怖さ故に、気軽な気持ちでは来れないけれど、ふとした時に訪れたくなるような所でもある。
再び参道を折り返し、抜け出た所から少し離れた場所に滝がある。
「坊主ヶ滝」と呼ばれている滝だ。
清々しい風が吹いている。
2011年10月12日
伊勢・奈良の旅最終日。
涌玄堂の朝を迎える。
朝食を済ませ、斑鳩・法隆寺へと向かう。
立派な門に本堂、そして広い敷地内に五重塔がそびえる。
法隆寺で最も好きな場所は聖徳太子縁の夢殿。
太子が瞑想をしたという八角のお堂、その側で僕もしばし、古に想いを馳せる。
太子が母親の為に建てた中宮寺は、花に囲まれていた。
しばし歩くこと1時間ほど、
のどかな田園風景の中に三重塔が見える。
法起寺だ。
青空のもと、一面に咲く秋桜が心を和ませる。
日本とは、本当に美しい所だ。
午後からバスに乗り、山中、柳生の里へ
見事な十兵衛杉が迎えてくれる。
柳生屋敷の他は名所はあまり無いけれど、のんびりと過ぎていく時間がとても贅沢。
山道をいろいろ歩いてみる。
のどかな風景が続く。
山中に石立神社なるものがあった。
むちゃくちゃ山深い中に。岩がゴツゴツ転がっている。
これは天岩戸の蓋と言われているそうだ。
確かに、天然で出来たとは思えないほどの綺麗な岩蓋だ。
柳生なにがしかが、天狗と争った?かなんかのときに切ったとされる岩。
こちらは柳生と深い関わりのある沢庵和尚ゆかりの寺。
夕暮れにさしかかる頃、奈良市内に戻り、最後に春日大社に参る。
今回も歩き回った秋の連休。とても充実した旅行だった。
最後に彼もお見送り。
2011年10月11日
弘仁寺で目覚めた朝。
とても清々しい朝です。
せっかくなので、朝のお勤めにも参加させていただく。
朝食(美味)を終え、山辺の道に出かける。
山道を歩くこと90分、刀剣の神様、石上神宮に辿り着く。
鶏がたくさんいました。
ここも、清らかな風が吹いています。
三種の神器のひとつ、天の叢雲もここに納められているとか。
風格が漂っていますね。
その後、更に歩きまくって辿り着いたのは
出雲の大英雄、大国主(大己貴)を奉る、大神神社。
これがかの大鳥居。
本殿の裏に
神域の山があります。
かつては立ち入りできない禁域でしたが、今は条件付きで入れます。
もちろん、入ってみようと思います。
この狭井神社に三輪山への入り口があります。
山中は撮影禁止なので、写真はありません。
軽い気持ちで登り始めましたが、かなり本格的な山道に根をあげそうでした。
登り詰めた先には、小さな祠と神秘的な巨石の群れ。
とても美しい場所です。
僕にとっての神とは『美』そのもののことです。
つまりここには、僕の神が、間違いなく在りました。
下山したあとはご神水を頂いて神社を後にしました。
もうひとつ、行ってみたかった所がここ、長谷寺。
なが~い階段を昇ります。
まだまだ昇ります。
少し紅葉してました。
一旦奈良公園近くまで戻って、今夜の宿泊地、斑鳩へ。
今夜は古民家風のゲストハウス、涌玄堂へ。
かなり趣があります。
ゲストハウスは外人さんが良く利用しますが、日本人ももっと利用するといいよね。
なんたって安い。
これが今夜泊まる部屋です。
今夜も良い夢がみれそうです。
2011年10月10日 三重県伊勢市
昨夜から例によって高速バスに乗り、朝イチで辿り着いたのは
かの伊勢神宮。
晴れやかな空の下、まずは外宮から参拝する。
手水が透き通って気持ち良い。
大きな鳥居をくぐると、豊かな杜がある
筧の水も清々しい。
正宮は本当に清らかな風が吹いてました。
池があったり
小さな宮があったり
亀石があったりします。
外宮をでて、てくてく歩いて内宮へ。
途中で猿田彦神社に立ち寄ります。
旅の神様ですね。
そして内宮の大鳥居も見えてきます。
しばし、平坦な敷地を歩くと
五十鈴川が見えてきます。
とても清らかな流れです。
杜を抜けると
さすがにこちらの正宮は人だらけ
さらに五十鈴川を眺めて、参拝修了。
おかげ横町を抜けてタクシーを拾います。
途中、倭姫宮に立ち寄ってもらいました。
ひっそりとして、とても神々しい神社です。
ここ、好きだな。
んで、夫婦岩で有名な二見輿玉神社へ。
カエルがいます。
カエルがいます。
カエルがいます。
カエルだらけです。
んで、有名な夫婦岩。
これのちっちゃいの、福岡にもありますね。
タクシーのおじちゃんに別れを告げて、近鉄線で奈良に向かいます。
ちょっと休憩です。
奈良駅からバスに乗り換え、天理方面へ。
バスを降り、山道を歩くこと1時間。
夕暮れが美しい場所に今夜の宿泊先が
そう、今夜はお寺に泊まります。
弘仁寺さんにお世話になります。
山寺の静かなたたずまいを感じます。
のんびりと日が暮れていきます。
奥様が丁寧にもてなしてくれました。
お風呂は久々の五右衛門風呂で、芯までホカホカ。
ただ、通された部屋がやたら広い。
いや、広すぎるでしょ。
今日の宿泊客は、どうやら僕一人のようです。
べ、別に怖くなんかないんだからねっ。
たらふく精進料理をいただきました。
季節の野菜の、素材の味が最高のごちそうです。
そして夜は更けていきました。。
人の夢とは かくも儚き
形あるものはいつか崩れ
命は いずれ失われる
想いは風化し
恋も終わりを迎える
永遠などは存在しない
永遠に意味は無い
危ういからこそ 愛おしい
儚いからこそ 美しい
僕は終わりを否定しない
終わりがあるからこそ 今を精一杯 愛そう
今ここにある 儚き美を
再び『咲庵』(しょうあん)ですが、
小屋の中をご紹介。
こんな感じで、小さな小屋が建ってます。
小屋の扉を開けると

こんな感じです。
入り口はひと一人がやっと通れるくらい。

入ってすぐの所で、お客様にはくつろいで頂きます。

全面の棚「床」に見立ててます。
好きなものを適当に飾ってます。
そして客間の反対にお茶を点てるスペースを設けてます。
抹茶茶碗はGLAMCODEのお客様からいただいたもの。
小石原焼です。
手のなじみが良く、色合いも素敵です。
お茶を飲み干すと、虹色に輝く釉薬が幽玄です。
咲庵に欲しかったイメージぴったりで、頂いたときは本当に嬉しかった。
大切に致します。

現在、僕が持っている茶入は4つ。
肩付が3つに棗ひとつ。

先ほどの茶碗にはこれが合いますね。
韓国で買った青磁の茶碗には、やはり青磁の茶入。
ちなみに茶杓は既製品を更に削って、ろうそくの熱で曲げをいじりました。
『初雪葛』と銘をつけてます。
もうひとつ、削ってます。
こちらは歪みをつけてます。
命銘『山椿』

佐藤清水作『浜松地紋富士釜』です。
火鉢は『唐草模様 蛹色塗火鉢』です。

小屋内に日が差し込むと、うっとりしますね。
今はまだ、咲く花も少ないですが、
ゆるりとした時間はご用意できます。
那珂川の僻地に祖母の所有する50坪の土地がある。
まあ、利用価値の無い荒れ地だ。
草をなんとか刈り取った後の状態がこれ。
それをせっせと耕作し、花が咲き乱れる庭にしようとがんばってみる。
がんばること2ヶ月。
こうなった。
がんばりました。
花はまだ数少ないけれど、春には桜がちらほら咲くはず。
すぐ裏の崖から流れる湧き水を取り込む。
筧の石は八女石の手水鉢。
同じく八女石の小さな石灯籠も置いてみた。
三畳ほどの小さな小屋も建てた。
中は茶室にするつもり。
庵号は「咲庵」。
花咲く庵と書いて「しょうあん」とよむ。
看板も手作り。
枯れ葉を敷いた、冬支度の頃。
小さな小川も造った。
水仙が儚げで美しい。
光が差し込む頃、特に命の美しさを感じる、僕の庭。
秘境度:★★★☆☆
難易度:☆☆☆☆☆
今日の大きな収穫。
背振山中で見つけました。

山中の道路沿い、といってもかなり交通量の少ない山道から沢に降りる道を発見。
遺跡のような古びた堰に浅瀬の小川。
そこにぽつんとあった三角州。
滅多に人の目に触れることのなさそうな、その三角州に渡ってみる。
さわやかな谷風に小川のせせらぎの音。
ひっそりと舞うペアの蜉蝣。
ここはまるで楽園のよう。
しばし時を忘れて、砂地に寝転んでみた。
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